患者様がアートメイクの施術を受ける際の注意点、Q&Aです。
- Q
- アートメイクの施術中は痛みはありますか?
- A
- 医療機関ですので、専用の麻酔を使用し、痛みは軽減されますので、ご安心ください。
- Q
- 刺青とは違うのですか?
- A
- 刺青(タトゥー)よりも皮膚の浅い位置に染色していきますので、1回では定着しません。メディカルアートメイクは自然な色に近づけることを重視しているため、3回に分けて少しずつ施術していきます。その為、刺青のように永久に色素が残るわけではなく徐々に退色していきます。
- Q
- 色はどのぐらい持続しますか?
- A
- 個人差がありますが2~3年で色が薄くなります。薄くはなりますが、完全に消すには医療用レーザーで除去治療を行わなければなりません。(別途料金が発生します)ですので、なるべく流行に左右されないナチュラルな形を施術し、多少メイクで書き足して形を変えられるものをお薦めします。
- Q
- デザインはどのように決めるのですか?
- A
- ご自身のご希望を伺いながら、技術者(医師・看護師)が、お顔に直接デザインさせていただき、何パターンかご提案させていただきます。ご希望やお悩みを解決し、美しく・長く付き合えるようにていねいにカウンセリングを行うことを重要視しています。
- Q
- 施術時間はどのぐらいですか?
- A
- 眉、アイラインともに約1時間~2時間くらいです。(施術部位により時間が異なります。)
- Q
- 施術後は腫れますか?
- A
- 眉はほとんど腫れませんがアイラインは腫れる可能性もあります。泣いた日の翌日のむくんだ感じだった、という方が声をお聞きします。大事な用事は翌日に入れない方が良いかもしれません。
- Q
- メイクはできますか?
- A
- 施術した箇所以外はメイクが可能です。施術部位に直接のメイクは1週間は避けてください。
- Q
- 2回から3回の施術が必要なそうですが、どのぐらいの期間を空けるのでしょうか?
- A
- 2回目の施術、3回目の施術は、2週間以上空けていただきます。
- Q
- アートメイクを施術するとMRI検査が受けられなくなるのですか?
- A
- MRI検査(磁気共鳴画像診断装置)を受ける際は、刺青(タトゥー)、アートメイクの有無を聞かれますので、必ず医療機関へ報告、指示に従ってください。 染色色素内の酸化鉄の含有量はほんの微量であり、それにより検査に支障をきたすものではありませんが、気になるようであれば施術前に検査を受ける事をお勧めいたします。
- Q
- 妊娠中は施術を受けられますか?
- A
- 施術には塗布タイプの局所麻酔クリームを少量使用します。少量であれば影響ないという医師の判断のもと、①安定期に限って、②患者様のかかりつけの医師の承諾を得た方には通常の施術を行っております。お子様の誕生後は時間が取り難くなるので妊娠中に受診される方は多くいらっしゃいます。
- Q
- アートメイクが受けられない病気はありますか?
- A
- 内科疾患がある人はあらかじめご相談ください。また、未成年の方は親権者の同意書が必要になります。
- Q
- サロン等で行っているアートメイクとの違いは何ですか?
- A
- アートメイクは医師の下、医療機関で行う医療行為と定められています。2001年に厚生労働省より「針先に色素を付けて行為を行うことは医療行為である」という条例が出ています。
- Q
- 過去にアートメイクで眉、アイラインの施術を受けましたが、消すことはできますか?
- A
- アートメイクを除去する場合に用いられるレーザー除去について、日本では医療行為とみなされており、医療機関で行われる医療用レーザーの除去を推進しております。(色や部位などの状況により、除去できない場合もあります。)医療機関以外でのアートメイク除去施術は皮膚感染症や色素脱失、色素沈着、肥厚性瘢痕、ケロイドが生じる場合があります。 アートメイク除去は、アートメイク施術よりも危険性が高いので注意をする必要があります。
- Q
- 過去に行ったアートメイク眉の形を少し変えたいと近くのサロンに行ったのですが、白っぽい色をとりたい部分に重ねて施術され、かえって白い色が目だってしまい、きれいになりませんでした。直すことは可能でしょうか?
- A
- アートメイクの除去をする場合に、アートメイクの上から、白色や皮膚色などの薄い色を施術しても、結果はアートメイクを除去できませんので、必ず医療機関に相談しましょう。また、既に白または皮膚色などで除去施術を受けられている場合は、医療用レーザーが使用できなくなります。
- Q
- シミやほくろはアートメイクで除去できますか?
- A
- シミやほくろの除去についても、医療機関で受診しましょう。
- Q
- 白斑があるのですが、アートメイクで色を入れて、目立たなくすることは可能ですか?
- A
- 白斑には、かえって、白斑が目立ったりする可能があるため、アートメイクを施術することはできません。
- Q
- アートメイクは、医療機関(クリニック)で行わなくてはいけないのですか?
- A
- 当協会役員が、厚生労働省を訪問し、アートメイクは医療機関で行うべき行為、と回答を頂きました。また、過去に発表された通達なども踏まえ、厚生労働省に細かく質問をしたところ、医療機関内(クリニック)で、医師、看護師などの有資格者が美容医療行為として、アートメイクを行う事は問題ないとの回答を頂きました。今後も厚生労働省の意向に沿い、活動をして参ります。 安心してアートメイクを施術を行う当協会所属の医療機関(クリニック)は以下になります。
地域 | クリニック名 | 場所 |
---|---|---|
東京 | シロノクリニック | 恵比寿、銀座、横浜、大阪 |
しん皮膚科クリニック | 篠崎 | |
東京ミッドタウン美容クリニックNoage(ノアージュ) | 六本木 | |
エイジングケアクリニック東京 | 東京 | |
愛知 | がまごおり中央クリニック | 蒲郡 |